メインビジュアル

What's New

2017. 12. 1
【コミュニケーションのススメ】日下 隼人 コラムを追加いたしました(No.287 ~ 288)NEW
2017. 11. 1
【コミュニケーションのススメ】日下 隼人 コラムを追加いたしました(No.285 ~ 286)
2017. 10. 2
【コミュニケーションのススメ】日下 隼人 コラムを追加いたしました(No.282 ~ 284)
2017. 9. 1
【コミュニケーションのススメ】日下 隼人 コラムを追加いたしました(No.280 ~ 281)
2017. 8. 1
【お知らせ】日本経済新聞への記事掲載のご案内

一般社団法人マイインフォームド・コンセントについて

このたび、一般社団法人 マイインフォームド・コンセント(略称MIC)を設立する運びとなりました。従来の東京SP研究会の活動内容を継続し、さらに、患者だけでなく利用者や一般住民の立場で活動範囲を広げ、よりよい社会づくりを目指します。

東京SP研究会を1995年4月に設立して以来21年間、患者の立場と視点から、医療者のコミュニケーション研修や教育のお手伝いを続けてまいりました。共用試験の本格導入から10年経ち、全国の医学部教育でコミュニケーションによる患者さんとの信頼関係づくりが「基本的な学習項目」として位置づけられ、医療面接実習や試験の場では、医療者の自己紹介や「共感的態度」は常識となりました。患者役を演じる模擬患者(Simulated Patient あるいはStandardized Patient 略してSP)との練習や試験は全国で実施されるようになり、学内外のSPと呼ばれる人は急増しました。

ただ、SPとのコミュニケーション教育の機会は増えたものの、患者がみずから考え意思を決めるインフォームド・コンセント(Informed Consent 主語は患者)の理念が浸透したかと言えば、心もとないのが現状です。医療現場では、「ICを取る」と表現されることが多く、取る人が主語であるかのようなとらえ方をされています。私が個人的に参加する臨床倫理の勉強会でのディスカッションや、倫理審査委員として見る文書や、医療福祉介護政策の議論などの端々にも、医療者や専門家が主導(主語)で、患者や利用者、住民は受け身であって、主体(主語)としては考えられていないと感じることがあります。表面的な「患者さんとの良好なコミュニケーション」が増えた分よけいに、患者の主体的参加との距離を感じてしまうのかも知れません。あくまで患者(場合によっては家族)や利用者、あるいは住民が、その人にとって十分な情報を得て、そのうえで意思を決めるという、主体的であることが重要だと考えます。

また、医療介護福祉の場で患者や家族、利用者がかかえる、自分のことなのに自分で決められないもどかしさや無念は、専門家とのコミュニケーション場面に限らず、制度や仕組みそのもの、関連分野の説明文書、文化や慣習がもたらしていることが少なくありません。専門家がよかれと思って作ったものが、患者、利用者、住民にとってわかりにくく、意味が伝わらないことが多いのです。必要な情報を得て安心して暮らしたい、次世代のために賢く生きたい、そんな思いの市民がふつうに求める「わかりやすさ」を実現し、専門家への信頼を深めるために、東京SP研究会の長年の経験を生かして少しでも貢献したいと思います。

理事長 佐伯晴子
 

一般社団法人 マイインフォームド・コンセント
理事長 佐伯晴子

一般社団法人マイインフォームド・コンセントができること

患者・利用者および住民が理解・納得(インフォームド・コンセント)して参加でき、立場を越えた信頼を培い、次世代のために、よりよい社会を残すことを目的とし、その目的達成のために下記の事業を行ないます。(旧東京SP研究会の全事業を継承します)
旧東京SP研究会の実績 および 佐伯個人活動

  1. 非専門家と専門家個人とのコミュニケーションを非専門家の立場から評価し改善を促すための講演や教育・研修事業
    (例)医療系学部コミュニケーション講義、実習、試験、専門医認定試験の医療面接課題作成と実施
  2. 医学部31校(過去含む)
    歯学部6校
    薬学部5校(過去含む)での講義・実習・OSCE
    長野県看護協会、国診協全国大会 他
  3. インフォームド・コンセントを念頭においたコミュニケーション演習、評価方法開発
  4. 新卒研修医実習3大学6病院
  5. 教育に必要な人材の養成、派遣
  6. 医療面接SP養成200名以上(現地のSP研究会立ち上げ、フォローアップ)
  7. 研修会やセミナーの企画、実践、教材作成
    (例)学会、病院、地域医療機関のインフォームド・コンセント研修
  8. 東北厚生局医療安全WS
    精神神経学会
    薬局学会ほかWS
    東京都福祉保健局医療者研修
    がん研有明病院乳腺センター研修
  9. 専門家が作成する一般向けの文書を非専門家の目で評価し、改善する業務
    (例)診療ガイドライン、医薬品・健康器具の説明書や行政文書の「わかりやすさ」分析
  10. 元東京都福祉保健局 医療情報に関する理解促進委員
    元厚生労働省医薬食品局医療安全対策委員
    歯科診療ガイドラインGRADE消費者パネル
    コクラン共同計画日本支部運営諮問委員
    日本専門医制度評価認定機構 専門医の広告に関する委員会
    東京医科歯科大学大学院修士課程医療政策学(MMA)単位取得満期退学 テーマ「医療計画を始めとする住民参加」
    東京大学公共政策大学院関連H-PAC2期「医療政策決定プロセスにおける患者・住民の参画」全県医療計画策定調査
  11. ホームページ、出版、コンテンツ配信など、メディアを通じて、成果を公表する業務
  12. 佐伯晴子著「あなたの患者になりたい」医学書院
    佐伯晴子著「医療面接ポイント50」日本医療企画
    佐伯晴子・日下隼人著「話せる医療者」医学書院
    日下隼人著「医療の場のコミュニケーション」篠原出版新社
    日下隼人著「医療者の心を贈るコミュニケーション」医歯薬出版株式会社
  13. 利用者の立場で、行政・社会サービスのあり方や個別の施設や事業体について評価しアドバイスする業務
    (例)病院や施設などの利用者評価(機能評価受審前のアドバイス) 40名程度のヒアリング、モニター
  14. 元社会保障審議会医療部会委員
    現横浜市医療安全推進協議会委員
    豊島区保健福祉審議会委員
  15. 学会や臨床研究の倫理審査委員会に必要とされる一般の立場の委員の養成
  16. 昭和大学ゲノム解析倫理審査委員
    昭和大学薬学部倫理委員
    東京医科歯科大学医学部倫理委員
    在宅医療学会倫理委員
    国診協倫理委員
    東京大学CBEL修了
  17. まちづくりに関係する行政の公募委員にふさわしい人材の養成
  18. 豊島区国際アート・カルチャー特命大使
    豊島区保健福祉審議会公募委員
  19. 一般市民がインフォームド・コンセントを実践するための勉強会の企画、実施
  20. 足立区民勉強会
    南多摩保健所住民勉強会

その他ご相談に応じます。